今週の日経平均もほぼ横ばいで推移しました。23,000円の節目が固くなかなか上方向へ動かない状況です。7月も中旬から下旬に差し掛かり、このまま夏枯れ相場に入っていきそうです。
個別銘柄の動き
個別銘柄についても、日経平均同様に横ばいで推移しているか上昇していた銘柄も頭打ちになっている感じがします。こういったときには無理にトレードせずに上昇が再開したときにトレードできるよう現金を持っておくことが重要です。
また、相場が動かないとしてもチャートについては日々確認することが大事です。このような相場の中でチャートが好転している銘柄を紹介したいと思います。
9613 NTTデータ
NTTデータは、6月8日にコロナショックからの高値をつけた後下落し、7月7日に100MAに触れましたが反発しています。直近の動きは移動平均線を上抜いて株価が推移しており上昇傾向が強いです。
気をつけたいのは300MAが1,330円付近にあり頭を抑えられる可能性があることです。また、同じところに直近高値も位置しているため、このまま上げ続けるかどうかは慎重に見極める必要があります。
8001 伊藤忠商事
ファミリーマートの子会社化などで注目をあびる伊藤忠商事ですが、チャートも好調です。昨日は終値で直近高値を超えてきており、強い上昇が見られます。300MAも若干上向きに変わってきており、長期的な上昇トレンドに戻ってきた可能性があります。
短期的には好調に上げすぎているため、調整が入る可能性には気をつけたいです。押し目があれば買っていきたい銘柄になりますが、こういった銘柄は下落を待っていると順調に上げ続けてしまい、買えなかったということが多々あります。相場全体はあまり良くないため、買いのタイミングをしっかり見定める必要がありそうです。
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