本日、日経平均は756円11銭高で終わっています。そんな中で、とりあえず下げ止まり感があった銘柄を紹介します。
ただし、注意していただきたいことが、あくまで一時的な反発である可能性があるため、2、3日で株価が下がるようなら迷わず損切りしてください。
4689 Zホールディングス
Zホールディングスと聞いて、馴染みがない方が多いのではないでしょうか。これは昔のヤフーです、このごろ名前が変わりました。
株価の状況としては、3月23日に安値281円をつけてから反発しています。いったんは20日移動平均線で跳ね返されましたが、4月6日に5日移動平均線と20日移動平均線を上抜いて終わっています。
このまま、明日以降も上回っていればある程度の上昇が見込めると思います。
ただし、60日移動平均線がせまってきているため、上がっても400円程度と考えています。
また、懸念材料として、Zホールディングスは値動きが荒いです。上下に大きく動く事が多いため、利益が出ても、損失が出ても素早い判断が必要となります。また、ソフトバンクと関連がある企業ですので、ソフトバンクから横槍が入れば外部要因で変動しやすい点もあります。
仮に、買いで取引をするとしても、大量に買うのではなく、ためしに1単元(Zホールディングスは1単元が100株)買ってみるほうがいいと思います(いわゆる、打診買い)。
今後、上昇が続かず20日移動平均線を再度下回る場合は、手仕舞い(取引をやめる)するほうが良いと考えています。
8410 セブン銀行
言わずとしれた、セブンイレブンにある銀行です。ATMにはいつもお世話になります。
株価の状況としては、ほとんどZホールディングスと同じ状況です。
しかし、セブン銀行のほうが、すでに5日移動平均線が20日移動平均線を上抜いており、そのうえ本日終値が両方の移動平均線を上抜いて終わっているため、チャートの形としてはセブン銀行のほうがいいと感じています。
ただし、セブン銀行のほうが60日移動平均線が近いので、株価がそこまで上昇しない可能性があります。今後、60日移動平均線に対して上抜くか、跳ね返されるかが分かれ目となります。
こちらも、底打ったから大きく買うのではなく、打診買いが良いと思います。
まとめ
紹介した2銘柄については、とりあえず下げ止まりした感じがありますが、NY市場や政府の緊急事態宣言によっては大きく上下する可能性があります。
リーマンショック後から続いた好景気が終わりかけているため、売買は慎重にしたほうが良いと思います。
コメント