上がりそうな王子HD、下がりそうな野村HD

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株式
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今週の日経平均については月曜は上げて、火曜は若干下げて終わっていますが、5MAよりも株価が上にあり、反発は継続していると思われます。

そういった中で今日は、今後上昇が見込まれる王子HDと下落しそうな野村HDをテクニカル分析したいと思います。

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3861 王子HD

王子HDは製紙・パルプ大手メーカーです。コロナショックによって大きく下げましたが反発し、ほぼコロナショック前まで戻しています。

5月に入り、株価が100MAを上抜いており上昇局面に入った可能性があります。20MAについてもこのまま上昇が続けば100MAを上抜く可能性があり、強い上昇シグナルが出そうです。

いっぽうで心配なことは、2019年4月の高値、2019年11月の高値、2020年2月の高値を結ぶトレンドラインがちょうど、現在の株価あたりに来ており、跳ね返されると下落に転じる可能性があります。

上値の目処は、600円の節目、620円の直近高値、650円の節目が意識されそうです。5月12日は下げて終わっているため、13日以降の動きを見ながらのトレードとなります。

8604 野村HD

王子HDとは違って、今後下落が見込まれそうなのが野村HDです。コロナショックから反発したものの、490円の高値をつけた後は上げ下げを繰り返していました。

しかし、5月に入り下落が続いており、株価が5MAを下抜きました。移動平均線だけを見ても、5MA、20MA、100MAが並んでおり、下落シグナルが出ています。

下値の目処としては、直近安値の406円、コロナショックの安値367円、1年程前の安値340円といったところが意識されそうです。

日経平均が反発を続ければ、下落シグナルが消える場合もありますが、日経平均の反発が終わり、相場が崩れてくると野村HDの下落は早い可能性があるため、中止する必要があります。

野村HDの唯一の明るいポイントは、300円台は直近20年の安値近辺であり、株価としてはとても安いという点です。下落が始まったとしても300円台は買いが入る可能性がありますので、底堅く推移すると思われます。

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