株が予想外の動きをしたときの考え方

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株式
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今日は、株が自分の予想と違う動きをしたときの考え方を書いていきます。

なお、昨日、上昇が見込まれる銘柄として三菱ケミカル(4188)を紹介しましたが、本日の業績下方修正に伴い、大きく下落しました。

チャートについても、5MAと20MAを下抜いており、上昇シグナルはいったん消えたと言っていいでしょう。かろうじて、3月13日の安値546.9円は下抜いていませんが、三菱ケミカルを買っている人はいったん手仕舞いをしたほうが良いと思います。

依然として、相場が不安定であり、ソフトバンクやファーストリテイリングなど主力株の下方修正によって、三菱ケミカルも釣られて下落してしまう可能性もあります。

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自分の予想と違った動きをした場合は取引を手仕舞う

人は、自分の行った行動を正当化しやすいという特徴があります。株であれば、自分が上がると思って買った株が予想外に下落したとしても、自分の判断が間違っていたとは思いたくないという力が働くため、取引を手仕舞いできず塩漬けにしてしまいます。

もちろん、塩漬け株が値を戻す可能性もありますが、値を戻すのがいつになるかはわかりません。また、塩漬けにするということは、その分だけ資金がロックされてしまい、別の株が上昇しているときに買うことができないという問題も出てしまいます。

私自身も買った株が下落しても、なかなか損切りをすることができないことが多くありますが、「今回の損は、その後に来る大きな利益のために必要なものだ」と思って取引を手仕舞うようにしています。

予想外の動きをすると、どうしても対応が遅れてしまいますが、冷静に状況を分析して判断することが必要です。

手仕舞った後に株が上昇したらどうするか

先程も少し書きましたが、株が下落して取引を手仕舞った後に、値が戻してきてしまった場合はどうすればいいでしょうか。一度売った株が値を戻してきてしまうと、自分の行動を正当化したいという気持ちが出てきて、なかなかもう一度買うということができないことがあります。

しかし、チャート等から判断して今後も上昇が見込まれるなら、迷わず買うことが必要です。あなたが、一度取引を手仕舞いしたという行為は、その時点では正しい判断であったわけですから、その株が値を戻してきたときは、その時の株価の状況を見て判断する必要があります。決して、前の取引に流されてはいけません

こういった場合も、損切りしたことについては必要経費と割り切って考える必要があります。個人で株取引をしている人は、常に相場に勝つ必要はなく、人生のトータルで利益が出れば良いわけですから、あまり短期的な出来事に縛られる必要はありません。

まとめ

ここまで、自分が予想した動きと違う動きを株がしたときの考え方や対処法を書いてきましたが、これを実践するのはとても難しいです。どれだけ自分の感情を抑え、冷静に状況を分析できるかに関わってきます。

損切りや手仕舞いについては、どこまで自分を律することができるかという、まさに「自分との戦い」です。しかし、この戦いに勝たなければ、相場が急変したときに大きな影響が出てしまいます。

前にも書きましたが、今年の相場は生き残ることが第一目標になると思います。そういった意味では、適切に損切りをできる能力を身につける絶好の機会だと思いますので、日々考えながら取引することが大切だと感じています。

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